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シナリオ&ガイドブック、在庫残りわずか! [葡萄酒いろのミストラル]

『葡萄酒いろのミストラル』は主人公の犬・かりんが、
東京から岩手県花巻までを大冒険する物語。
ふだんから「演劇は非日常を旅する時間」と思って作品づくりをしているが、
今回はさらにストーリーが冒険そのものだったから、物語のなかにいろんな街が登場した。
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今回3度目の上演をするにあたり、僕はこれらの街をすべて歩いた。
もちろん岩手県の花巻も。
中学生の頃から敬愛している小説家・司馬遼太郎さんは、
現地を歩き回って取材をしまくって、風を肌で感じながら作品を書く作家として有名で、
彼の紀行的な小説がほんとうに大好きな僕は、
いつからかその場所を訪れて作品を生み出す作家になっていた。

そして毎公演、販売している上演台本が生まれ変わりました。
台本本編に加えて、そこに旅のガイドブックを合体させてしまったのです。
その名も「葡萄酒いろのミストラル シナリオ&ガイドブック」。
劇場ロビーでも大好評で開演前も終演後もたくさん買っていただいたので、
早くも在庫が僅少になってきています。
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今公演、劇場まで足を運ぶことができなかった方にも、
シアターキューブリックホームページのグッズコーナーにてお買い求めいただけます。
「お芝居は観られなかったけど、これは読んでみたい!」
「もう一度、今度は街を歩いてミストラルを体感したい!」
と思ってくださった方、どうぞお早めに!!
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夢の途中 [葡萄酒いろのミストラル]

『葡萄酒いろのミストラル』、全8ステージ無事に完走しました。
劇場に足を運んでくださった皆さん、遠くから応援してくださった皆さん、
後援についてくださった岩手県様、花巻市様、キャスト・スタッフのみんな、
そしてメインテーマとしての楽曲使用を許可してくださった岡村孝子さん、
本当にありがとうございました!

公演千秋楽を迎えてから今日で3日になるのですが、
どうも終わった感じがしないまま、気がついたら3日が過ぎていて、
公演は確かに27日で終わっているのですが、
この公演に流れていた本流のようなものはいまだ続いていて、
終わってから、むしろ勢いが増しているような印象さえあり、
公演を総括する言葉がうまく見つからないままでいます。
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8年ぶりとなった3度目のミストラル。
初演・再演と主役を務めた漢那悦子から、市場法子へとバトンが渡り、
13の登場人物のうち10の役が新しいキャスティングによって命を吹き込まれた。
そして、伊藤十楽成・千田剛士、10年ぶりの出演・園山ことえの3人は、
10年前と同じ配役で堂々の分厚い演技を魅せてくれた。

3月頭に園山ことえの出演が決まり、今回の13人のキャストが揃った時点で、
今回のチームの空気が容易に想像でき、実際その通りの座組が構成されていった。
ド派手なホームランバッターはいないが、ヒットで粘っこく繋いでいくようなチーム。
結果、12年のシアターキューブリック史上、
もっとも「劇団らしい」盛り上がり方を見せた公演になった。
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盛り上がったといえば、去年の誰ガタメノ剣高知・東京ツアーは、
公演の枠を超えた大きな大きな流れの中で、
小劇団とは思えないサポートを受けながら、大変な盛り上がりを見せた。

今回はそういったものはなく、劇団として純粋に各セクションが一丸となって作り上げた公演。
演劇離れが激しい昨今において、連日盛況となった今公演は、
シアターキューブリックという小さな一団体が、
継続的な信念にもとづいて歩んできたひとつの結果のようにも思える。
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「まち れきし あそび」というスローガンのもと、これからも続いてゆく
シアターキューブリックの活動は、まだまだ始まったばかりで、
公演ひとつひとつは、小さな小さな一通過点に過ぎない。
そんなことを実感できるのも、今回が初めてのように思える。

『葡萄酒いろのミストラル』再々演は、とてもとても愛おしい時間の連続だった。
けれども、同時にそれはほんの一瞬の一風景でもある。
僕らはもっと新しい風景に出会える。
その風景を、たくさんの皆さんとともに共有したい。
劇団を旗揚げした12年前から胸に秘めているこの思いは少しも変わらない。
道なき道をゆこう、ずっとずっと。
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瞳の中のイーハトーブ [葡萄酒いろのミストラル]

あっという間に『葡萄酒いろのミストラル』3日目終了。
初日が開いてからのこの絶望的な速度には慣れている。
始まれば、一瞬で終わるのだ。きっと一生もそうだろう。

作品は、僕の予想をはるかに超える反応がかえってきて、驚きの毎日。
10年前の初演、8年前の再演は、もっともっと違う感触だったのに、
今回は終演後、客席からロビーへ出てくるお客さんの眼差しがすごいったら。

終演後、僕はお客さん一人ひとりの背中をお見送りしたくて、
他のみんなが各仕事に忙殺されているなか、仕事もせずにロビーに出ているのだが、
そのときに見るお客さんたちの目がみんなキラキラしすぎていて、正直凹む。失笑。
こういうとき、僕はどうして素直に喜べないのだろうかと思うが、もうこの性分は致し方ない。
たくさんの人たちに喜んでほしくて演劇なんてものをやっているのに、
いざ、そうした人たちのキラキラした目を見ると、自分の黒さがイヤになる。
みんなにどんどん引き離されてしまうなあー、と焦る。

今日は、目に涙をいっぱいためて僕にお芝居の感想を話してくださるお客さんが。
今でも目に焼きついて離れない。相当深く心に刺さっている。
僕もこういう人になりたくて、心を抉って作品を書いているのに、
自分の心の中から出てくるものは、真っ黒いヘドロみたいなものばかり。

ふと見回せば、役者もスタッフも、そしてお客さんもキラキラしている人だらけ。
そういう人たちに囲まれている僕は、とてつもなくしあわせものだけど、
心はいつもいつも嗚咽しなければならない。
それが、僕の選んだ旅路なのだから、是非もなし。

明日は、どんなイーハトーブに出会えるだろうか。
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初日開幕! [葡萄酒いろのミストラル]

『葡萄酒いろのミストラル』、いよいよ初日。
昨日から引き続き、音響・照明が絡んだシーン稽古を行ない、午後からは舞台最終稽古。
さすがだったのは、キャスト達が舞台装置との出会いからわずか3日目にして
舞台上を縦横無尽に走り回る驚異的なワザ。
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まだ千秋楽を迎えていないので詳しくは書けないが、
シアターキューブリックの演劇は音響・照明・舞台との絡みが異常に多く、
本来なら、これらの要素と相当な稽古を重ねないと共演できないのだが、
役者たちも、音響・照明スタッフさんも、信じられない速度でお互いと順応してゆく。
一気にミストラルの空気が濃くなってゆく初日の夕方。

ロビーもお客さんをお迎えする体制がガンガン作られていき、
グッズ部渾身の新作グッズたちがどんどん劇場に到着。
劇作・制作全方面で初日開幕に向けての戦闘態勢が整った。
18時45分開場。客席内ではDJ片山耀将によるラジオが始まる。
楽屋にいると、どんどん増えていくお客さんの声と片山の声が合わさって聴こえてきて、
いよいよ僕らとお客さんが交わる時が近づいてきた、という
このうえない緊張と至福に包まれる。
19時30分、初日開演。
俳優たちの圧倒的なパッションが交錯して、あっという間に2時間の芝居は無事駆け抜けた。
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今日は今日で最高の瞬間を生きた。
明日は明日でまた、まっさらな気持ちで新しいミストラルの旅へ出る。
僕も、俳優たちも、制作陣も、己と闘いつづける日々があらためて始まった。

ご来場くださった皆さん、ありがとうございました!

明日は14時と19時30分の2回。
14時は賢治プラネタリウムというスペシャル企画から始まる回です。
皆さんのご来場をお待ちしております!
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希望と絶望を繰り返す旅 [葡萄酒いろのミストラル]

おはようございます。初日の朝です。
このブログを読んでくれている人は、もしかすると「あれっ?」と思っているかも知れない。
いつもなら、キャスト陣の魅力を写真付きで紹介しまくる僕だが、
今回はどうもそれをする気が起きない。
演出のくせに何を言うか、と思われても仕方ないが、本当だから仕方がない。
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公演初日当日に気づいてしまったので、いや、前から分かっていたのかも知れないな、
そのことを書いてみようかと思う。
僕はきっと、役者たちの真っ白な心に憧れているんだな。
僕が書いた脚本に登場するキャラクターたちの真っ黒な心を攻めあぐねて、
理解できず日々悶々としてそれでも努力し続ける役者たちの姿が眩しくて、いけない。
僕はこういう人になりたいのだろう。なれないんだけど。

今回主演する市場法子のそれは、とても突き抜けていて、
僕なんかのダメ出しを聞いている時の目が、実はおそろしい。
芝居のダメ出しをしているのに、いつのまにか
「僕はいったいなんなんだろう」なんてことを考えている。
とにかく卑屈になるのだ。
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『葡萄酒いろのミストラル』は僕にとっては、
自分という真っ黒な宇宙のなかをゆく銀河鉄道の物語。
絶望のなかにいて思うことは、明日の希望。
そして明日の希望を夢見ては、現実の己に絶望する。

けれども夢を見ることはやめられない。
きっと僕だけじゃないんだろう。
それでも、みんな旅を続けていくんだ。
希望と絶望を繰り返しながら。
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今日、『葡萄酒いろのミストラル』開幕します。
みなさん、ぜひ観にきてください。

キャスト・スタッフ一同、劇場にてお待ちしています。


シアターキューブリックver.23 『葡萄酒いろのミストラル』
作・演出 緑川憲仁
5月23日(水)~27日(日) 劇場 中野ザ・ポケット
メインテーマ 岡村孝子『ミストラル ~季節風~』

キャスト (予定)
市場法子 谷口礼子 片山耀将 伊藤十楽成
千田剛士 松本誠 茂久田恵 大沼優記
山崎雅志[ホチキス]
小叉ぴろこ[7millions-ナナミリオンズ-]
たなか智保[劇団阿佐ヶ谷南南京小僧]
伊禮亜美 [劇団fool]
園山ことえ [スーパーグラップラー]

料金 (全席指定・税込)
大人 4000円
中人(中学生以上の学生) 3000円 ※要学生証
小人(小学生) 2000円

タイムテーブル
5/23(水)  19:30
5/24(木) ☆14:00/19:30
5/25(金) ☆14:00/19:30
5/26(土)  13:00/18:00
5/27(日)   13:00(完売しました)
☆の回は「宮沢賢治プラネタリウム」から作品がはじまる特別バージョン。
※受付開始・開場は開演の45分前。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

== 公演詳細はこちらからチェック! ==
http://www.qublic.net/mistral2012/
ご予約はこちらからどうぞ!http://ticket.corich.jp/apply/35075/013/
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ミストラル劇場! [葡萄酒いろのミストラル]

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まるで童話に出てくるお城のような中野ザ・ポケットは、今日から1週間「ミストラル劇場」!
ロビーも客席も、そして舞台も、隅から隅までシアターキューブリックに染めてゆく作業が始まる。

朝9時から搬入、照明吊り込み、舞台組み上げ、音響チェック、明かりづくり……、
次から次へと準備作業はものすごいスピードで進んでゆく。
スタッフ陣の「プロ」の横顔がたまらなく好きだ。
少しでも上を目指す、ギリギリまで上を目指す飽くなき挑戦。

僕らは、お互いのそうした横顔や眼差しを見ながら、
「大切なこと」をあらためて自分のなかに落とし込んでゆく。

皆さん、ミストラル劇場でお待ちしています。
『葡萄酒いろのミストラル』初日まであと2日。千秋楽まであと6日。
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己に向けた刀を研げ。
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終わりの始まり。 [葡萄酒いろのミストラル]

『葡萄酒いろのミストラル』の1ヵ月半にわたる稽古が終わった。一瞬だった。
再々演とはいえ、ほぼ新メンバーでゼロから作る2時間の芝居。
膨大な台詞、膨大な動き、そしてこっそりと仕込む共謀を組み上げるには、
分かってはいたが、やはりあっという間の日々だった。
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公演リーフレットのオモテ面と中面に表現されている「ギャップ」。
これが今回の作品づくりに掲げたテーマだった。
オモテ面、絵本作家なかむらしんいちろうさんのファンタジーテイスト炸裂のイラスト。
パッと見はかわいらしいけれども、そこにはやはり切なさや儚さが隠されていて……。
さらに中面を開くと、今回のキャストたちそれぞれの「孤独」の顔が、
錆びれた駅で旅立ちの時を待っている。

一筋縄では行かない日々。
自由を求めるくせに自由が何なのか分からないまま、
物事がうまくいかないのは自分のせいだと気付いているくせに何かのせいにして、
過ぎてしまった時間を後悔してもあとの祭り。
作品のモチーフになっている宮沢賢治さんは、
その作品群のなかで常に「幸福」を探し続けていた。
人間にとっての幸福とは何か。
僕にとっての幸福とは何か。

リーフレットの文章でも書いたことだけど、
誰もが自分の中に広がる宇宙という闇を歩き続けている。
この作品は僕の宇宙を走る銀河鉄道の物語だ。
3日後に公演の初日を迎えるが、そもそも完成なんてありゃしない。
どこまでも、どこまでも。

明日から劇場に入る。
三度目のミストラルの終わりが始まろうとしている。

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シアターキューブリックver.23 『葡萄酒いろのミストラル』
作・演出 緑川憲仁
5月23日(水)~27日(日) 劇場 中野ザ・ポケット
メインテーマ 岡村孝子『ミストラル ~季節風~』

キャスト (予定)
市場法子 谷口礼子 片山耀将 伊藤十楽成
千田剛士 松本誠 茂久田恵 大沼優記
山崎雅志[ホチキス]
小叉ぴろこ[7millions-ナナミリオンズ-]
たなか智保[劇団阿佐ヶ谷南南京小僧]
伊禮亜美 [劇団fool]
園山ことえ [スーパーグラップラー]

料金 (全席指定・税込)
大人 4000円
中人(中学生以上の学生) 3000円 ※要学生証
小人(小学生) 2000円

タイムテーブル
5/23(水)  19:30【超オススメ!】
5/24(木) ☆14:00【オススメ!】/19:30【超オススメ!】
5/25(金) ☆14:00【オススメ!】/19:30【超オススメ!】
5/26(土)  13:00/18:00
5/27(日)   13:00(完売しました)
☆の回は「宮沢賢治プラネタリウム」から作品がはじまる特別バージョン。
【超オススメ!】:つまり現時点でガラッガラのステージです!!

※受付開始・開場は開演の45分前。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

== 公演詳細はこちらからチェック! ==
http://www.qublic.net/mistral2012/
ご予約はこちらからどうぞ!http://ticket.corich.jp/apply/35075/013/
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誰の台本? [葡萄酒いろのミストラル]

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▲こんなオジサンは出ないはずだが・・・。

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▲「かりん」だろうねえ、きっと。

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▲……大沼優記?


ていうか、誰の台本じゃ~~い!!
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きゅ~ちゅ~ぶ撮影風景 [葡萄酒いろのミストラル]

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▲撮影者・大沼優記の無精ひげ。


無精ひげ大沼が撮った、映像はこちら!!
http://www.youtube.com/watch?v=E5AiwK4yvtY&feature=relmfu
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もうひとつの冒険時間へ。 [葡萄酒いろのミストラル]

今公演、稽古初日に脚本はすべて脱稿していたにもかかわらず、
僕は4月後半からおよそ1ヵ月のあいだ、ずーーーっと執筆していた。
脚本以外の文筆でここまでの規模は初めてかも知れない。
それは何かというと……、今公演で発売される目玉商品のひとつ!
『葡萄酒いろのミストラル シナリオ&ガイドブック』。

通常、演劇公演ではよく上演台本が売られている。
稽古期間、頁に穴があくほどに俳優たちが見たであろう台詞たちが載っている台本は、
それだけで十分に魅力的かも知れないが、どうも何だか物足りないものを感じてきた。
今回の物語は引っ込み思案の雌犬が東京から東北へ旅をするストーリー。
物語のなかで主人公「かりん」が出会う風景は、
脚本を書くにあたり僕自身が肌で感じた大好きな場所ばかり。
「その場所をみんなに紹介したい!」と思ったところからこのグッズの企画は始まった。
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▲シナリオ&ガイドブック構想段階の紙面構成メモ。

おそらく日本初の「上演台本」+「旅のガイドブック」!!
こんなシアターキューブリックらしいグッズ、どうして今まで思いつかなかったのだろう!?
台本部分111頁+ガイド部分35頁のものすごいボリュームの読み物。お値段2300円。
これ一冊で相当のあいだ『葡萄酒いろのミストラル』の余韻を楽しむことができるはず。
そしてこの本を手にミストラルの旅に出かけることもできる!
嗚呼、なんという、シアターキューブリックらしさ!!
(ただし記事の一部は、本編とまったく無関係の場所を紹介しています(+o+))
みなさん、劇場ロビーでぜひ手にとって見てみてください!
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▲『葡萄酒いろのミストラル シナリオ&ガイドブック』の表紙はこんな!

そして中味は結構ネタバレ記事がありますので、開演前の読書は十分ご注意くださいね!
写真はすべて僕の撮影。なんと役者たちの蔵出し写真もありますよーっ!
他にも劇場ロビーではこうした目玉商品を揃えております、どれもオススメで困る!!
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